小滝水音さんは黄金世代に属する女子プロゴルファーですが、仲間からは「こたっきー」の愛称で親しまれています。
ゴルフサバイバルに出場するなどしてファンも増え、トーナメントで上位に顔を出すことも増えてきたので今後の活躍が楽しみです。
ここでは、小滝水音さんの独特のパタースタイルやスイング、ゴルフ経歴などについて紹介します。
小滝水音のパタースタイル
小滝水音さんといえば、やはり独特のパタースタイルが知られていますね。
スタンス幅を大きくとって上体を腰からグッと折り曲げたスタイルで、しかもクロスハンドで打ちます。
2018年の「宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」で上位にいてテレビに映った時、このスタイルが話題となりました。
ワイドスタンスは横峯さくらさんのドライバーショットのまねで、クロスハンドはなんと親戚のおじさんがやっていたのをまねしたとのことです。
小学校高学年の頃にパターがうまくいかずに悩んでいた時、このスタイルでやってみたところうまくいき、一番自分に合っていると感じたため、その時からずっとこのスタイルとのことです。
小滝水音のスイング
小滝水音さんのインスタにスイング動画がありました。
全体的にゆったりとしたスイングですが、スローモーションのようにゆっくりと確かめるように上げるバックスイングが特徴的です。
ドライバー飛距離はそれほど出る方ではありませんが、ドライバーもアイアンと同じような流れでスイングしており、あまり曲がることはないスイングのように思います。
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小滝水音(こたき みお)のプロフィール
生年月日: 1998年7月7日(24歳)
出身地:
身長: 167cm
体重: 65kg
血液型: O型
出身校: 明秀学園日立高等学校(茨城県)
プロ転向: 2017年7月29日(89期生)
趣味: 音楽鑑賞
所属:
小滝水音がゴルフを始めたきかっけは父
小滝水音さんは、お父さんのすすめ?で7歳からゴルフのジュニアスクールに通い始めたといいます。
7歳でゴルフスクールに通わせていたことから考えると、詳細はわかりませんがお父さんはかなりのゴルフ好きだったのではないかと思います。
ただ、他にピアノや水泳も習っており、その頃はゴルフもそういった習い事の1つという位置づけだったようです。
小学校4年生の時、テレビで宮里藍さんの活躍を見ていると、お父さんから「プロゴルファーになればたくさん稼げるぞ」と言われたといいますが、その言葉を聞いてゴルフの練習に本腰を入れる気になったそうです。
その後、14歳で中嶋常幸プロが主宰する「トミーアカデミー」に参加しますが、同時に陸上部に入ってゴルフ上達のために短距離など走りこみをしたそうです。
やると決めたからにはストイックに目標を目指すところはさすがですね。
中学時代には、1年生の時の2011年、3年生の時の2013年に「報知ジュニアゴルフ選手権中学生大会 」で優勝しています。
小滝水音の高校時代の活躍
高校については、当初、家から近い県立高校に進学する予定でしたが、ゴルフ部が創部された明秀学園日立高校に誘われて進学します。
水音さんは、高校生活ではゴルフだけに打ち込むのではなく、勉強もがんばって文化祭などのイベントにも参加したいという思いがあったといいます。
明秀学園は高校ゴルフ連盟の試合にも出場することができ、その上で希望した高校生活を送れるとのことで、進学を決めたとのことです。
高校時代には以下の大会で優勝しています。
2016年、東横インジュニアゴルフオープン
2017年、石川遼カップジュニアゴルフチャンピオンシップ 5歳~18歳女子の部
プロテストは一発合格
小滝水音さんは黄金世代に属していますが、他の黄金世代の選手のようにアマチュア時代に目立った実績はありませんでした。
高校卒業した2017年のプロテストを受けますが、この年は、高校1年の時アマチュアでツアー優勝を果たした勝みなみさんが受けることで注目されました。
小滝水音さんは見事一発で合格しましたが、この年不合格となった選手の中には渋野日向子さんもいるなど、今改めて受験者を見返してみると相当レベルの高いプロテストであったことがわかります。
プロデビュー戦でいきなり活躍
2018年にプロとなって初のレギュラーツアー「宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」では2日目終了時点でいきなり2位に躍り出るなどして話題になりました。
最終的には、まわりがスコアを伸ばしていく中、スコアが伸びずに16位タイでしたが、自信につながったのではないでしょうか。
2021年までに、下部ツアーまで含めてまだ優勝はありませんが、初優勝を目指してがんばってほしいですね。